バンコクのMBKとプラチナム、どちらのショッピングモールに行くべき?電化製品・スマホグッズならMBK、衣類・アクセサリーならプラチナム!特徴から効率的な回り方まで徹底解説。
はじめに:バンコクで「なんでも揃う」格安ショッピングモールを徹底攻略!
バンコク旅行を計画中のあなた、ショッピングは旅の醍醐味ですよね!お土産探しはもちろん、日本では手に入らない掘り出し物や、流行の最先端を格安で手に入れたいと願う方も多いのではないでしょうか。そんなあなたの願いを叶えてくれるのが、バンコクが誇る2大ショッピングモール「MBKセンター(マーブンクロンセンター)」と「プラチナムファッションモール」です。
どちらのモールも「なんでも揃う」と称されますが、その実態は大きく異なります。電化製品やスマホグッズを探しているならMBK、トレンドファッションやアクセサリーを格安で手に入れたいならプラチナムが断然おすすめです。しかし、どちらも広大な敷地に数えきれないほどの店舗がひしめき合っており、事前の情報なしに足を踏み入れると、時間だけが過ぎてしまい、本当に欲しいものにたどり着けない…なんてことになりかねません。
この記事では、そんなあなたの疑問を解消します!MBKとプラチナムファッションモールの特徴を徹底比較し、あなたの目的に合わせた賢い選び方から、効率的な回り方、バンコクならではの値切り交渉術まで、最高のショッピング体験を叶えるための秘訣を余すことなくお伝えします。さあ、あなたもこのガイドを手に、バンコクのショッピング冒険へと出かけましょう!
MBK vs プラチナム!バンコク2大ショッピングモール比較マップ
バンコクのショッピングを語る上で欠かせないのが、MBKとプラチナムの存在です。これらはただの買い物スポットではなく、タイの活気ある商業文化を肌で感じられる特別な場所。しかし、その雰囲気も得意分野も大きく異なります。まずは、両者の基本情報とそれぞれの強みを知ることで、あなたのショッピングの目的地を明確にしていきましょう。
まずはこれだけ知っておこう!MBKとプラチナムの基本情報
MBKセンター(マーブンクロンセンター)
- 立地: サイアム地区、BTSナショナルスタジアム駅直結。バンコクの中心部に位置し、サイアム・パラゴンやサイアム・スクエアといった高級デパートや若者向けショッピングエリアにも隣接しており、アクセスは抜群です。
- 営業時間: 毎日10:00~22:00
- 雰囲気: 高層の建物内に、百貨店のようなフロア構成と、まるで屋台街がビルの中に凝縮されたかのような個人商店が入り混じる独特の雰囲気。カジュアルで庶民的な活気が特徴です。通路は比較的広く、家族連れや観光客で賑わいます。タイのマッサージ店や両替所、映画館なども併設されており、複合施設としての機能も充実しています。
- 歴史的背景: 1985年に開業したMBKは、かつてバンコクで最も巨大かつモダンな商業施設の一つとして、その名を轟かせました。長年の歴史の中で、電化製品やモバイル関連の専門店が集積し、その地位を確立してきました。
プラチナムファッションモール
- 立地: プラトゥーナム地区。大型商業施設が立ち並ぶエリアに位置し、サイアム地区からも比較的近く、徒歩やタクシー、または後述するセンセープ運河ボートでのアクセスが便利です。
- 営業時間: 毎日9:00~20:00(店舗により異なる場合あり)
- 雰囲気: まさに「ファッションの問屋街」がそのまま屋内に入ったような活気あふれる空間。所狭しと商品が並べられ、通路は人でごった返しています。店舗の多くが卸売を基本としているため、大量購入するバイヤーも多く見られます。衣類、アクセサリー、靴、バッグなどがカテゴリごとにフロア分けされており、効率的に見て回れるよう工夫されています。
- 歴史的背景: プラチナムがあるプラトゥーナム地区は、古くから衣料品の卸売市場として発展してきた歴史があります。その伝統を引き継ぐ形で、プラチナムファッションモールは「バンコクのトレンドを格安で手に入れられる場所」として不動の地位を築きました。
得意分野で選ぶ!MBKとプラチナム、それぞれの強み
MBKの強み:電化製品、スマホグッズ、IT関連
MBKを訪れる多くの人が目的とするのが、電化製品やモバイル関連グッズです。特にスマートフォン、タブレット、PC、カメラなどの本体から、ケース、充電器、イヤホン、保護フィルムといったアクセサリー類まで、驚くほどの品揃えを誇ります。 新しいガジェットへの好奇心を満たしたいなら、MBKはまさに宝の山。多くの専門店が軒を連ね、最新モデルから少し前の型落ち品まで、様々な商品を比較検討することができます。中には修理サービスを提供する店舗も多く、購入後のサポートについても相談しやすい環境です。また、観光客向けのお土産品やタイシルク製品、宝石なども取り扱っており、幅広いニーズに応える「総合デパート的」な性格も持ち合わせています。
プラチナムの強み:ファッション、アパレル、アクセサリーの卸売
一方で、プラチナムファッションモールは、文字通り「ファッション」に特化したショッピングモールです。レディース、メンズ、キッズの衣類から、バッグ、靴、アクセサリー、水着、下着まで、ありとあらゆるファッションアイテムが揃っています。 最大の特徴は、多くの店舗が卸売価格を設定している点。同じ商品を複数購入することで、さらに割引が適用されることが多く、友人や家族との共同購入、あるいは大量に仕入れて日本で販売するバイヤーにとって非常に魅力的な場所となっています。バンコクの最新トレンドを反映したデザインのアイテムが、驚くほど手頃な価格で見つかるため、ファッション好きにはたまらないでしょう。
この2つのモールは、得意分野が明確に分かれているため、あなたのショッピングの目的に合わせてどちらを選ぶかが重要になります。
MBKの魅力と賢い楽しみ方|電化製品・スマホグッズの宝庫!
MBKは、最新ガジェットから日用品、お土産まで「なんでもあり」の混沌とした魅力を持つショッピングモールです。特に電化製品やスマホ関連の充実ぶりはバンコク随一。ここではMBKの魅力を深掘りし、賢く楽しむための攻略法をお伝えします。
MBKで買えるものリスト:電化製品、スマホ、アクセサリー、お土産まで
MBKのフロア構成は多岐にわたり、各フロアが特定のカテゴリに特化していることが多いです。
- 1階~4階:電化製品・スマホ・IT関連製品のパラダイス
- スマートフォン本体・タブレット・PC: 最新モデルから型落ち品、中古品まで、驚くほどの種類が揃っています。iPhoneやSamsung、Huaweiなどの主要ブランドはもちろん、中国製やタイ製のマイナーブランドも見られます。価格競争が激しいため、複数店舗を比較して最安値を探すのが賢い買い方です。
- スマホアクセサリー: ケース、保護フィルム、充電器、モバイルバッテリー、イヤホン(有線・無線)、自撮り棒など、その品揃えは無限大。日本未発売のデザインや、タイらしいユニークなアイテムも見つかるかもしれません。数百円から数千円で購入できるものが多く、複数買いがおすすめです。
- カメラ・ドローン・ゲーム機: デジタルカメラ本体やレンズ、ドローン、PlayStationやNintendo Switchといったゲーム機本体やソフト、アクセサリーも取り扱っています。
- 修理サービス: 多くの店舗でスマホやPCの修理サービスを提供しています。簡単なバッテリー交換や画面割れの修理であれば、当日中に対応してくれることも。ただし、日本の保証が適用外になる可能性があるので注意が必要です。
- その他フロア:ファッション、雑貨、お土産、グルメも充実
- ファッション: カジュアルな衣類、靴、バッグ、アクセサリーなど、比較的安価な商品が並びます。プラチナムほど専門的ではありませんが、普段使いのアイテムを見つけるには十分です。
- お土産品: タイシルク製品、タイパンツ、石鹸、アロマグッズ、民芸品など、観光客向けのお土産店も多数入っています。
- 美容・コスメ: タイコスメや韓国コスメを取り扱う店舗もあります。
- グルメ: 広大なフードコートがあり、タイ料理からインターナショナル料理まで格安で楽しめます。休憩がてらに利用するのもおすすめです。映画館やボウリング場などのアミューズメント施設も併設されており、一日中楽しめます。
【初心者向け】MBK攻略!値切り交渉術と賢い購入のコツ
MBKでのショッピングは、単なる買い物以上の「体験」です。特にタイならではの値切り交渉は、ぜひ挑戦してほしいポイント。
- 値切り交渉は基本: MBKでは、多くの店舗で値切り交渉が可能です。特に電化製品やアクセサリー、お土産品などで効果的。「タオライ・カップ/カー?(いくらですか?)」と尋ね、店員が提示した価格に対し、「ロットノーイ・ダイマイ・カップ/カー?(もっと安くなりますか?)」と笑顔で聞いてみましょう。目標は提示価格の10〜20%オフ。複数購入する場合は、さらに交渉の余地があります。
- 複数店舗で比較検討: 欲しい商品が見つかっても、即決は禁物。MBK内には同じような商品を扱う店舗がいくつもあります。最低でも3店舗は回って、価格と品質を比較しましょう。そうすることで、相場感が掴め、より賢い交渉が可能になります。
- 品質の見極め: 特に電化製品やブランド模倣品(フェイク品)には注意が必要です。極端に安い場合や、保証書、製品パッケージが不自然な場合は、品質に問題がある可能性も。正規店での購入ではないため、アフターサービスは期待できないことが多いことを理解しておきましょう。商品の動作確認や、破損がないかのチェックは必ずその場で行うことが大切です。
- 現金払いが有利: クレジットカード決済も可能ですが、現金払いの方が値切り交渉に応じてもらいやすい傾向があります。あらかじめタイバーツの現金を用意しておくと良いでしょう。
アクセス抜群!MBKへの行き方と周辺のおすすめスポット
MBKへのアクセスは非常に便利で、バンコク初心者でも迷うことはありません。
- BTS(スカイトレイン)利用: 最寄りは「ナショナルスタジアム(National Stadium)駅」。駅の4番出口を出ると、MBKセンターの2階に直結する連絡通路があります。雨の日でも濡れずにアクセスでき、非常に便利です。
- タクシー/Grab: バンコク市内のどこからでもアクセス可能ですが、時間帯によっては交通渋滞に巻き込まれる可能性があります。Grabアプリを利用すれば、事前に料金がわかるため安心です。
周辺のおすすめスポット:
- サイアム・パラゴン/サイアム・スクエア: MBKからBTSで一駅、または徒歩でもアクセス可能。高級ブランドから若者向けファッション、大型水族館、映画館まで揃うバンコク屈指のショッピング・エンターテイメントエリアです。MBKでのローカルな雰囲気を楽しんだ後、サイアムエリアで洗練されたショッピングやグルメを楽しむのもおすすめです。
- ジム・トンプソンの家: MBKから徒歩圏内にある、タイシルク王として知られるジム・トンプソンが暮らした伝統的なタイ様式の家屋。美しい庭園やアンティークのコレクションを見学でき、タイの歴史と文化に触れることができます。
プラチナムファッションモールの魅力と賢い楽しみ方|バンコクのトレンドを格安で!
ファッション好きにとって、プラチナムファッションモールはまさに聖地。バンコクの最新トレンドを反映したアイテムが、驚くほどの格安価格で手に入ります。ここでは、プラチナムの魅力を最大限に引き出し、賢くお買い物するための秘訣をご紹介します。
プラチナムで買えるものリスト:衣類、バッグ、靴、アクセサリーの卸売天国
プラチナムファッションモールは、3つのゾーン(Zone 1, 2, 3)と複数の階層に分かれており、それぞれ異なるアイテムやカテゴリが集中しています。
- レディースファッション: 最も充実しているのがレディースアパレル。ドレス、ワンピース、Tシャツ、ブラウス、スカート、パンツなど、カジュアルからエレガントなものまで、幅広いスタイルが揃います。バンコクの気候に合った薄手の素材や、リゾートファッションなども豊富です。
- メンズファッション: Tシャツ、ポロシャツ、シャツ、パンツなど、カジュアルウェアが中心。シンプルなデザインから個性的なものまで見つかります。
- キッズ・ベビー服: 可愛らしい子供服やベビー服も多数取り扱っています。お土産にもぴったりです。
- バッグ・靴: 小売店では見かけないようなユニークなデザインのバッグや、流行の靴が格安で手に入ります。サンダル、パンプス、スニーカーなど種類も豊富です。
- アクセサリー・小物: ネックレス、ピアス、ブレスレット、指輪、スカーフ、帽子、サングラスなど、ファッションのアクセントになるアイテムが目白押し。シンプルなものから華やかなものまで、選び放題です。
- 水着・下着: カラフルな水着や、機能的な下着なども見つかります。
- 卸売の仕組み: 多くの店舗は、1枚(点)買いよりも、2枚(点)以上、あるいは3枚(点)以上購入することで「卸売価格」が適用されます。これにより、1枚あたりの単価が大幅に安くなるため、友達とシェアしたり、家族のお土産をまとめて購入したりするのが賢い方法です。
【必見】プラチナム攻略のコツ!複数買いと試着のポイント
プラチナムでのショッピングは、戦略的に動くことでよりお得に、より満足度の高いものになります。
- 複数買いで卸売価格をゲット: これがプラチナムの最大の魅力です。気に入った商品があれば、「2ピース(または3ピース)買うと安くなるか」を必ず尋ねましょう。「タオライ・トゥーピー(/スリーピー)・カップ/カー?(2枚/3枚だといくらですか?)」と聞くと良いでしょう。通常、2〜3枚以上購入すると、1枚あたりの値段が100バーツ前後安くなることも珍しくありません。色違いやサイズ違いでもOKな場合が多いです。
- 試着の確認: 多くの店舗では、試着室が簡易的であるか、そもそも設置されていないこともあります。事前に「ลองได้ไหมครับ/คะ?(ローン・ダイ・マイ・カップ/カー?=試着できますか?)」と確認しましょう。試着できない場合は、普段着ている服の寸法を測っておくと、サイズ選びの参考になります。タイの服は日本人には小さめなことが多いので、ワンサイズ上を選ぶと安心です。
- 疲労対策: 非常に広大なモールで、歩き回るだけでもかなりの体力を消耗します。動きやすい靴を履き、こまめに休憩を取りましょう。各フロアや地下にはフードコートやカフェがあるので、休憩場所を事前に把握しておくと便利です。
- 早めの時間帯がおすすめ: 午前中、特に開店直後(9時頃)は比較的空いており、ゆっくりと商品を見ることができます。午後になると観光客や地元の人々で賑わい、通路が混雑するため、効率的な買い物をしたいなら早めの時間が狙い目です。
- 現金は必須: MBK同様、プラチナムでも現金払いが基本です。クレジットカードが使えない店舗も多いため、十分なバーツを用意しておきましょう。
アクセス便利!プラチナムへの行き方と周辺のおすすめスポット
プラチナムファッションモールへのアクセスは、いくつか選択肢があります。
- BTS(スカイトレイン)利用:
- 最寄りは「チットロム(Chit Lom)駅」または「サイアム(Siam)駅」。どちらの駅からも徒歩で15〜20分程度かかりますが、スカイウォークを利用すれば比較的快適に移動できます。
- センセープ運河ボート利用:
- 最もローカルで、渋滞知らずのユニークな交通手段です。プラチナムファッションモールのすぐ近くに「プラトゥーナム(Pratunam)桟橋」があり、そこから徒歩数分です。船賃も格安で、タイの日常を垣間見ることができます。
- タクシー/Grab:
- 荷物が多い場合や、複数人で移動する場合は便利です。ただし、プラトゥーナム周辺は交通量が多く、時間帯によっては渋滞に巻き込まれる覚悟が必要です。
周辺のおすすめスポット:
- セントラルワールド(CentralWorld): プラチナムからスカイウォークで繋がっている巨大ショッピングモール。高級ブランドからカジュアルブランド、映画館、レストランまで何でも揃うバンコク有数のスポットです。プラチナムとは異なる雰囲気のショッピングを楽しめます。
- Big C Supercenter: セントラルワールドの向かいにある大手スーパーマーケット。タイのお菓子、調味料、日用品など、バラマキ土産を探すのに最適です。
- プラトゥーナム市場: プラチナムモールの屋外に広がる伝統的な市場。早朝から衣類や雑貨の卸売が行われ、地元の活気を肌で感じられます。
あなたはどっち?目的別!MBKとプラチナムの賢い選び方
MBKとプラチナム、どちらのモールにも独自の魅力がありますが、あなたの「旅の目的」や「欲しいもの」によって、どちらを選ぶべきかは明確です。ここでは、具体的なニーズに合わせて最適なモールを選ぶためのアドバイスと、両方楽しみたい場合の効率的なハシゴ術をご紹介します。
【MBKがおすすめの人】最新ガジェットやスマホグッズを探しているなら
もしあなたが、
- 最新のスマートフォンやタブレットを安く手に入れたい
- スマホケースや充電器など、アクセサリーを豊富に選びたい
- カメラやドローンなどのガジェットに興味がある
- タイらしいお土産品をまとめて見たい
- 複合施設で食事やエンターテイメントも楽しみたい
- ブランド品の模倣品や、掘り出し物を見つける目利きに自信がある
こんなニーズをお持ちなら、迷わずMBKへ向かいましょう!MBKのフロアを巡ることは、まるで電化製品のテーマパークを冒険するようなもの。値切り交渉も含めて、バンコクならではの活気あるショッピング体験があなたを待っています。ただし、品質の見極めと自己責任での購入を忘れずに。
【プラチナムがおすすめの人】トレンドファッションや激安衣類を狙うなら
一方で、あなたが、
- バンコクの最新トレンドファッションを格安で手に入れたい
- Tシャツ、ワンピース、スカートなど、日常使いの衣類を大量に購入したい
- バッグ、靴、アクセサリーなど、ファッション小物もまとめて見たい
- 友人や家族と複数購入して、さらにお得に買い物をしたい
- カジュアルで活気ある問屋街の雰囲気を楽しみたい
- 日本にはない個性的なデザインの服を探している
こんな思いがあるなら、プラチナムファッションモールがあなたの願いを叶えてくれます。プラチナムは、まさにファッションの宝島。驚くほどの価格で、あなたのワードローブを彩るアイテムが見つかることでしょう。特に女性にとっては、時間を忘れて夢中になれること間違いなしです。
両方楽しみたい欲張りさんへ!効率的なハシゴ術
「電化製品もファッションも両方見たい!」そんな欲張りなあなたも安心してください。MBKとプラチナムは、決して遠く離れているわけではありません。効率的にハシゴするためのポイントは「移動手段」と「時間配分」です。
移動手段の選択:
- タクシー/Grab: 最も手軽ですが、渋滞に注意。所要時間は15〜20分程度が目安です。
- BTS + 徒歩: MBK(ナショナルスタジアム駅)からBTSでサイアム駅まで移動し、そこからチットロム駅方面へスカイウォークを使いながらプラチナムまで歩くルートです。全体で30分〜40分程度かかりますが、渋滞の心配がなく、周囲の景色も楽しめます。
- センセープ運河ボート(プラチナム起点): まずプラチナムで買い物を済ませ、プラトゥーナム桟橋からボートに乗って、MBK近くのフアチャーン桟橋(Hua Chang)まで移動し、そこからMBKへ徒歩で向かうのも面白い経験になります。渋滞を避けつつ、バンコクのローカルな生活を体験できます。
時間配分:
- 両方のモールをじっくり見て回るには、最低でも各モールに半日は確保したいところです。例えば、午前中にプラチナムでファッションアイテムを物色し、午後からMBKでガジェットやお土産を見る、といったスケジュールが良いでしょう。
- 移動時間や休憩時間も考慮に入れ、無理のない計画を立てることが大切です。
バンコクでのショッピングを最大限に楽しむためのQ&A
MBKやプラチナムでのショッピングは、日本ではなかなか味わえない体験ができますが、同時にいくつかの疑問や不安も生じるかもしれません。ここでは、よくある質問とその答えをまとめました。
Q. 偽物や品質が心配…見分け方は?
A. 特にMBKの電化製品フロアでは、ブランド品の模倣品(フェイク品)や、品質が保証されないノーブランド品が混ざっている可能性があります。
- 価格が極端に安い場合は警戒が必要です。正規のブランド品であれば、大幅な値引きは稀です。
- パッケージやロゴが不自然でないか、フォントやスペルミスがないかなどを細かくチェックしましょう。
- 商品の動作確認は必ずその場で行い、充電や通話など基本的な機能が問題なく使えるか確認してください。
- 「これは正規品か?」と直接尋ねてみても良いでしょう。多くの場合、正直に答えてくれます。
- 基本的には、自己責任での購入となることを理解し、「安物買いの銭失い」にならないよう慎重な判断が求められます。 安心感を求めるなら、大手デパートの正規販売店で購入するのが無難です。
Q. 値段交渉は必須?
A. MBKとプラチナムの多くの店舗では、値段交渉が可能ですし、むしろ推奨される文化です。特に電化製品やアクセサリー、お土産品、そしてプラチナムでの複数購入では、積極的に交渉してみましょう。
- 笑顔と丁寧な言葉遣いを心がけ、「ロットノーイ・ダイマイ・カップ/カー?(もっと安くなりますか?)」と伝えれば、ほとんどの店員は嫌な顔をせずに応じてくれます。
- 最初は提示価格の10~20%引き、複数購入ならそれ以上の割引を目標に交渉してみるのがおすすめです。
- ただし、一部の店舗や、最初から非常に安価な商品、フードコートなどでは交渉が難しい場合もあります。無理強いせず、あくまで楽しくコミュニケーションを取ることを目的としましょう。
Q. フードコートは使える?
A. はい、どちらのモールにも広大で清潔なフードコートがあり、非常におすすめです。
- MBKのフードコートは5階と6階にあり、タイ料理の定番メニューから、中華、日本食、洋食までバラエティ豊か。注文はプリペイド式のカードにチャージして支払うシステムが多いです。
- プラチナムファッションモールのフードコートも同様に、様々なタイ料理を格安で楽しめます。特に買い物で疲れた体には、冷たいドリンクやローカルフードが染み渡るでしょう。
- どちらもエアコンが効いており、休憩がてら美味しいタイ料理を気軽に味わうのに最適です。価格も非常にリーズナブルで、観光客だけでなく地元の人々も多く利用しています。
おわりに:バンコクのショッピングは、まるで冒険!
MBKとプラチナムファッションモールは、単なるショッピングスポットではありません。そこには、バンコクの活気、多様な文化、そして人々のエネルギーが凝縮されています。電化製品の海に飛び込むMBKでのスリル、ファッションの波に乗るプラチナムでの興奮。どちらもあなたの五感を刺激し、忘れられない思い出を刻んでくれることでしょう。
このガイドが、あなたのバンコクでのショッピング冒険の羅針盤となり、最高の「宝物」を見つける手助けとなれば幸いです。品質を見極める目利き力、そして値切り交渉のスリルを楽しみながら、あなただけのバンコクショッピング物語を紡いでください。さあ、あなたのバンコクショッピング冒険に出かけましょう!
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