チェンライ日本人会「会報」2021年9月号
2021年9月号会報の要約音声
【要約・音声】日本人会・2021年9月号会報と要約
1,タイの日本人会、高齢化やコロナ禍で減少傾向に
タイにある日本人会、チェンライ日本人会の会員数が減少傾向にあることが報じられた。チェンライ日本人会は2004年に33名で発足し、2012年には91名にまで増えたが、最近は高齢化や新型コロナ感染拡大の影響で会員数が減少している。しかし、オンラインを活用した『JACR チェンライ日本人会 LINE グループ』の立ち上げや、会報とビデオ会話を利用した交流の積極的な進め方で、会員間のコミュニケーションを図っている。タイは治安が良く物価も安く、インフラも整備され自然も豊かで住みやすいとされているが、近年の経済成長によって物価も上昇し、生活レベルが向上した反面、会員の帰国や病気・老後の不安もあり、会員数の減少に繋がっていると考えられる。
2,爺さんの理解できない時代
バーコードを下桁からなぞっても上桁からなぞっても同じ値段になる理由を聞いた爺さんは、コンピューター技術の進歩に戸惑いを感じていた。技師さんは、バーコードの計算は光コンピューターが高速で行っており、下桁からでも上桁からでも問題がないと説明したが、爺さんには理解できなかった。
現代社会ではスマホが普及しており、混雑する場所でも問題なく使用できることに爺さんは不思議がっていた。しかし、ある人からは「そのように作ってあるからだ」と説明された。
コンピューター技術も進化しており、量子コンピューターの時代がやがて訪れると言われている。0と1の区分で情報処理する時代から、0と1が同時に出てきて情報処理する時代へ移行する予定であり、爺さんには理解ができない時代がますます進んでいる。
文明社会の便利さを享受しながらも、その基礎が全く理解できない爺さんのような人々も存在する。現代社会の進歩は喜ばしいものである一方で、人々の間には知識や理解の差が生じることもある。
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