チェンライ日本人会「会報」2021年3月号
2021年3月号会報の要約音声
【要約・音声】日本人会・2021年3月号会報と要約
1,一年間の活動報告と次年度への願い
去年の4月に日本人会を引き継いでから早いもので一年が経ちました。会員の皆様が健康で長生きできるようにとの思いで計画を立て、予定していた総会は新型コロナウイルス感染症の影響で7月に延期となり、その後の活動も中止や規模を縮小し、会員の皆様のご理解とご協力により何とか会としての役割を果たしました。
一方で、7月の総会、8月の戦没者慰霊祭、9月のバーベキュー大会、集団健康診断、10月のビザセミナー、領事館安全連絡協議会、第1回遺族年金勉強会、12月の餅つき大会、第2回遺族年金勉強会など、行事を行うことができました。また、地区ごとの雑談会やゴルフ愛好会コンペもそれぞれ行うことができました。新規入会者は8名でしたが、八木伸会員と井上康博会員が病気で亡くなられたのは残念でした。
来年度は、新型コロナウイルス感染が収束し、現在日本へ一時帰国されている方々が一日も早くタイへ戻られ、会員全員が活動できるようになることを願っています。
2,タイ北部における新型コロナウイルス感染症の感染状況について
チェンマイ日本国総領事館より、タイ北部における新型コロナウイルス感染症の感染状況について報告がありました。
同館管轄の9つの県における感染状況は、2020年11月28日以降から2021年2月17日時点までの期間で、以下のとおりです。
- チェンマイ県:28名
- チェンライ県:8名
- ウタラディット県:3名
- ランパーン県:3名
- パヤオ県:1名
- ランプーン県:2名
- ナーン県:1名
これらの県当局は、最高度厳格管理地域(濃赤ゾーン:サムットサコン県)および最高度管理地域(赤ゾーン:バンコク都、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県)からの入県者に対して規制を定めており、かつ、各種情報は日々変化しています。したがって、引き続き感染状況及び入県規制を含めた関連情報の収集に努めることが必要です。
また、検温、マスクの着用、こまめな手洗いやアルコール消毒、人混みを避け、ソーシャルディスタンスを確保するなど、感染予防策にも十分に注意してください。
3,ロングステイビザの更新についての手続きについて
更新はビザの有効期限の45日前から行えます。必要な書類としては、ビザ更新申請書(TM7)や入国カード(TM6)などが挙げられています。また、銀行通帳や預金残高証明書、賃貸契約書、家主のIDカードと住居登録証のコピーなども必要です。申請料は1900バーツで、リエントリーの場合は別途料金が必要です。更新時には80万バーツ以上の預金残高が必要であり、更新前後3ヶ月以内に証明された明細書が必要です。申請書類や手続きについては、タイのビザに関する専門家に相談することをお勧めします。
4,タイ入国後の14日間の検疫生活体験記
1月16日、成田空港からタイへ向け出発。空港内の店舗はほとんど閉鎖され、15名ほどの乗客とともにバンコク行きの飛行機に乗り、指定された座席からの移動が禁止されていた。到着後、イミグレで数箇所のチェックポイントを通過し、健康関連書類やASQホテルの予約確認書、検疫質問カードなどを提出した。15泊の検疫期間は公認ASQホテルで過ごし、毎日2回の検温と2回のPCR検査が必要だった。外出は禁止され、部屋での食事と面会が制限されたが、設備や食事は良かった。8日目からは散歩が許可され、15日目に陰性の検査結果を得て、検疫生活から解放され、無事に自宅に帰ることができた。15日間の検疫期間は長かったが、ASQホテルでの滞在は快適だったと述べている。
5,訪問記:熊本県出身の森泰輔さん
熊本県出身で、東京で長年働いていた森泰輔さんに会いに行ってきました。タイにはバンコクでの駐在やJICAの職員として勤務していたそうですが、数年前からはチェンライに移り住まれています。プールがあった庭には今ではお洒落なカフエレストランがあり、タイ料理と日本料理が食べられるそうです。趣味のゴルフは腰を痛めてからはできなくなったそうですが、毎日読書や韓国・中国のテレビドラマを楽しんでいるとのこと。森さんは2月9日に78歳の誕生日を迎えられ、私たちをニコニコ顔で迎えてくれました。近くに行く際はぜひ立ち寄ってみてください。
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