チェンライ日本人会「会報」2020年10月号

2020年10月号会報の要約音声

2020年10月号会報の要約音声

【要約・音声】日本人会・2020年10月号会報と要約

1,タイ日本人会の活動について

タイ国では、新型コロナウイルスの市中感染は抑えられていますが、海外からの入国者に感染者が見られています。それでも条件付きで外国人の入国を受け入れ、経済活動再開に向けて徐々に進んでいます。タイ日本人会も、日本へ一時帰国されて戻れない方が数名いる中、ビザセミナーや遺族年金勉強会を予定しています。皆様方のご参加をお待ちしております。

2,「遺族年金の会」

「遺族年金の会」を設立しました。人は誰でも老いて行き、いつかこの世を去る時が来ます。その前に、家族が困らないようにきちんと準備を整えたいと思います。しかし、何をすれば良いのか分からず、行動を起こせない人が多いです。そこで、遺族年金請求業務やエンディングノートについて勉強し、行動を起こすきっかけを作るために、誰でも参加できる「遺族年金の会」を設立しました。主な業務として、本人生前のアドバイスや死亡時の手続き、遺族年金請求の補助、受給後の補助などを行います。実費は依頼者が負担し、無報酬です。

3,海外居住者の現況届について

年金受給者の方には毎年、誕生月の末日までに「現況届」の提出が求められますが、年金機構からの送付が中旬まで届かない場合は、ホームページから印刷して提出することができます。また、在留証明書や居住証明書等の書類を添付する必要がありますが、有効期間は過去6ヶ月以内に証明を受けたものとなっています。在留証明は日本国籍を有する方に交付される証明書であり、外国籍の方は自国の戸籍や住民票に相当するもの、または公的機関・公証人等の証明書を添付することが必要です。提出期限は誕生月の月末となっています。

4,タイの配偶者ビザ申請に必要な書類

タイで結婚し、配偶者ビザを申請する場合、以下の書類が必要です。

  1. ビザ申請書(TM7)
  2. パスポートまたは入国カード
  3. ノンイミグラントビザ
  4. 大使館または領事館が認定した海外での結婚証明書と、タイ役場が発行した家族状況証明書
  5. タイ人配偶者のIDカード
  6. タイ人配偶者の住民票(タビアーンバーン)
  7. 子供の出生証明書
  8. 外国人名義のタイの銀行口座に、2ヶ月前から40万バーツ以上があることを証明する預金残高証明書と通帳
  9. 大使館または領事館が認定した所得証明書(1ヶ月あたり4万バーツ以上)、もしくは年金証明書(同額以上)
  10. 自宅までの地図
  11. 現在の家族(夫婦)の写真

これらの書類を提出することで、配偶者ビザを申請することができます。申請にあたっては、書類の正確性を確認するために、大使館または領事館での認定が必要なものがありますので、事前に確認することが重要です。また、申請に必要な財産や所得の要件もあるため、詳細に確認することをお勧めします。

5,堀川守正さんの紹介

堀川守正さんは、1942年生まれの方で、通信士として日本沿岸で漁をする船に乗っていました。下船後は日本語ワードプロセッサーを販売するための新部所の責任者として活躍しました。若い頃から、世界の出来事に興味を持ち、テレビで放送された「兼高かおる世界の旅」「チェンライの旅」に感動し、58歳の時に早期退職して、チェンライに移住しました。そこで、山岳民族の子供を支援する団体でボランテア活動をし、バスの運転手と親しくなって、彼の家に同居していた彼のお姉さんと結婚しました。現在は、奥さんと3人で暮らしています。彼女は農作業や村の役員などをされていて、頭が上がらないほど働き者です。彼らの家はコック川の上流にあり、道路が未舗装で、車が動けなくなることもあるため、常にナタ、チェーン、鍬を常備していました。彼らの生活は、アクシデントがつきもので、そのようなことがドキュメンタリー番組にも登場したことがあります。

6,「安くて酔えるお酒」について

会員の中には、醸造酒に比べ糖分が多いためビールやワインに日本酒は合わないという方がいるそうです。そこで、「安くて酔えるお酒」についてのコメントをします。タイで一番安いのは酒税シールの貼っていない「ラオ」で、500mlのペットボトルが30バーツ、700mlが50バーツです。アルコール度数は約30度程度ですが、品質的に不安で健康的ではありません。コンビニのセブンイレブンでも販売されており、625mlの赤ラベルと青ラベルがあります。赤ラベルはアルコール度数35度、青ラベルは40度で、値段は赤ラベルが110バーツ、青ラベルが125バーツです。青ラベルは味が濃厚で、ロックや炭酸割りにおすすめです。村の雑貨屋では赤ラベルが100バーツ、青ラベルが110バーツで売られています。

7,白内障手術を受けた体験記

50代で白内障を発症し、手術が必要になったため、手術のできるチェンライのシーブリン病院に入院した体験を報告する。病室はきれいでVIPやプレミアムの部屋があり、手術前には麻酔の注射で激痛が走ったが、手術中は痛みはなかったものの違和感を感じた。手術後は違和感が5日で取れ、視力が8割程度回復し、遠視乱視のメガネが不要になった。検査と手術にかかった費用は計40,000バーツであった。現在、回復を期待している。

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Posted by mjflash