チェンライ日本人会「会報」2022年11月号
2022年11月号会報の要約音声
【要約・音声】日本人会・2022年11月号会報と要約
1,タイのハイシーズン到来!入国規制緩和と滞在期間延長のお知らせ
タイ政府は、2023年3月末までの措置として、日本を含むビザ免除国/地域からの渡航者の滞在可能期間を45日に延長しました。また、入国時にワクチン接種証明書や陰性証明書の提示は不要になりました。同時に、日本も海外からの旅行者の受け入れ促進に力を入れ、往来が増えることが予想されます。このような状況下で、チェンライ日本人会では会員の皆様のご協力をお願いしながら、活動を活発化させていくことを目指しています。
2,マイナンバー制度について
2015年10月以降、日本に居住する全ての人に12桁のマイナンバー(個人番号)が通知された。この制度は、行政の効率化や国民の利便性、公平・公正な社会を実現するために始まった。マイナンバーは、公的な証明書をコンビニで取得できたり、公的な身分証明証としても使え、様々な行政サービスを受けることができる。
2024年秋には、現行の「紙の保険証」を原則廃止し、マイナンバーカードに一本化する方向で検討を進めている。また、運転免許証も一本化する方向で検討を進めている。
マイナンバーの必要性が今後ますます高まると考えられており、2015年10月以前に日本に住民登録されていた人はすでにマイナンバーが付与されている。しかし、マイナンバー制度が始まる前に海外に移り住んだ方で住民票を抜いて転出された方は、たとえ日本国籍であってもマイナンバーは付与されていない。
3,マイナンバーの取得方法と注意点
マイナンバーを取得するには、住民票を作成する必要があります。国内に住民票がない場合はマイナンバーを取得できません。また、海外に移住した場合でもマイナンバーは失効せず、帰国すれば引き続き利用可能です。ただし、海外転出時にはマイナンバーカードを返納しなければならず、返納しない場合は失効します。また、個人に与えられたマイナンバーは生涯変わることはありません。
手続きについて
「交付申請書」を取得して市町村役場で手続きを行うことで、マイナンバーを取得できます。住民票を持っている場合は、日本へ帰国した際に役所で「住民登録」をし、「交付申請書」を受け取ることができます。既にマイナンバーが付与されている場合でも、「交付申請書」を持っていない場合は、役所で再交付してもらうことができます。申請方法は市町村役場での申請、インターネット申請、郵送による申請、証明写真からの申請があります。手続きが完了すると、「交付通知書」が届きますので、受け取りに市町村役場のマイナンバー受付窓口へ行きましょう。手続きや受け取りの際には、顔写真・本人確認証・交付通知書・パスワードなど必要なものがあります。マイナンバーカード本体は10年(20歳未満は5年)、電子証明書は5年が期限です。
4,将棋対戦や雑談会のお知らせ
「日本レストランガウマシム」にて、中村会員、渡辺会員、窪寺会員、小杉の4人による第一回将棋対戦が行われました。次回は11月10日(木)に予定されており、参加希望者は11月8日まで代表者の中村清光会員に電話で連絡してください。
また、温泉愛好会と釣りクラブでは、それぞれの行事が行われました。さらに、10月18日には「MEISAI IZAKAYA」で雑談会が開かれ、10月19日には「チェンライ HAJS」でも同様に雑談会が行われました。
5,チェンコーン・サイクリング道路の紹介
雨季が明け、サイクリングや旅行に最適な季節になった。今回は家族で楽しめるサイクリングコースを紹介する。チェンコーン・サイクリング道路の北コースは、なまず公園からメコン川沿いに北に向かう一般道路である。自転車通行のためにペイントがされており、道に迷うことはない。ほぼ平坦な道路で、ゆっくり走っても15分でチェンコーン~チェンセーンの国道に到着する。戻るには元来たところを戻るか、国道に突き当たったら左折すると、少し上り坂を進んでなまず公園に戻ることができる。中川会員の紹介により、家族で気軽に楽しめるサイクリングコースとしておすすめである。
チェンコーン・サイクリング道路―南コース
南コースはワット・フゥアウィアンの向かいにあるゲートから始まり、下り坂を進んでメコン沿いにサイクリング道路と遊歩道が現れます。リバー・フロント・チェンコーンを過ぎると鯰・淡水魚博物館があり、その先に作成中の魚のようなモニュメントが現れます。進むと友好橋やラオスの建物が見えてきます。帰りは元来た道を戻るか、国道1020号線まで行って市内に戻ることができます。
注意事項とおすすめスポット
自転車で走る道路は車が通らないので安全に注意して走りましょう。商店が少ないので、水や必要なものは事前に準備しましょう。入国管理事務所のすぐ先の坂道には古民家が多く残っている場所があり、夕方には小さなバザールが開かれます。また、メコン川沿いにはレストランやカフェがたくさんあります。パパヤ・ビレッジでは宿泊ができ、薬草サウナも楽しめます(要予約)。現地で有名な「Padthai Baan Yim」ではスコータイ風のあっさりしたパッタイが、また「海南鶏飯」ではおいしいカオ・マン・カイが食べられます。夕方になると市内のあちこちで屋台が出てくるので、散策しながら屋台巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。リバー・フロント・チェンコーンからはメコン・クルーズも出ているので、ゆったりとした時間を過ごすのもおすすめです。
6,海外在住邦人の長期滞在先と帰国についての考察
外務省の調査によると、2017年時点で海外在住の60歳以上の邦人は18万人を超え、その中でも人気の長期滞在国はマレーシア、タイ、ハワイ、フィリピン、オーストラリアとなっている。これらの国々は物価が安く、温暖な気候や魅力的な自然があることが理由であるが、治安や公共サービス、医療制度、生活資金送金方法、ビザ取得、言語や習慣の違いなどの問題もある。また、最近は円安の影響や物価の高騰が進んでいるため、長期滞在のメリットも減少している。
最近では、新型コロナ対策の緩和やタイの規制緩和により、一時帰国する邦人も増えている。しかし、長期滞在先での老化や体調不良、医療保険不備などの問題もあり、帰国する人もいるという。また、タイではロイクラトン祭りがあり、水祭りとして古くから行われている伝統行事であることが紹介された。
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