チェンライ日本人会「会報」2022年9月号
2022年9月号会報の要約音声
【要約・音声】日本人会・2022年9月号会報と要約
1,日本の敬老の日とは
日本では、毎年9月19日は「敬老の日」として祝日となっています。この日には、当該年度中に100歳になった方々に対して、内閣総理大臣から祝状と銀杯が贈呈されます。また、自治体によっては祝い金や祝品が贈呈されることもあります。
敬老の日は、1947年にある村の村長が「老人を大切にし、年寄の知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨で始まったとされています。当初は、55歳以上の方を対象に行われていました。その後、同様の取り組みが全国に広がり、1966年には法律で「敬老の日」として制定されました。
老人に敬意を表す慣習は、日本だけでなく世界中に存在しています。タイでは、4月13日が「敬老の日」と定められており、目上の人に対して少しの水を手にかける慣習があります。
チェンライ日本人会では、平均年齢が70歳であり、80歳以上の方々が16名いらっしゃいます。会では、ご高齢の方々の健康と長年にわたる会への貢献に感謝と敬愛の気持ちを込めて、長寿を祝う集いを開催しています。
2,臨時総会の総括
会員25名が出席した7月17日に開催された臨時総会で、活発な意見交換が行われた。また、総会前後にも貴重な意見が寄せられた。北部9県の在住邦人に対するチェンマイ領事館のアンケート結果が報告され、その結果を踏まえて、以下の取り組みが決定された。会の活動と活性化については、自発的な提案と参加を促すために、対話の機会を増やす。グループ活動を増やし、例えばゴルフ愛好会、カラオケ、飲み会、食事会、温泉の会、将棋仲間などを設立して、それぞれ自主的に活動する。現在の会則については、改正するための委員会を立ち上げ、改正案を総会に提案する。次期役員については、現行の会則に従って決める。会報については、趣味の会の活動状況や募集などを掲載し、店の宣伝や会員の投稿も載せる。個人情報の扱いについては、住所録の個人情報の開示について各自に公開、非公開の有無を聞いて作成し、次回総会で配布する。電話連絡網については、各グループごとにリーダーを決め、自然災害などの緊急事態に備える。
3,タイでの詐欺被害と減点制度の開始に注意
タイ在住日本人が、郵便関係者や警察官などを名乗る者による詐欺被害にあっている。タイで最近横行している手口は、タイ郵便からの自動音声や物流会社、関税局などの関係者を名乗り、マネーロンダリングに関与した旨を告げ、金銭をだまし取るものである。大使館は、心当たりのない電話やメール、手紙などを受け取った場合には、安易に個人情報を教えたり、メールなどを送ったりしないように注意を呼びかけている。
また、2023年1月9日から開始される運転免許証のポイント減点制度についても注意が必要である。各免許証に対し、所持者一人につき12点の点数が与えられ、交通法規に違反するたびに減点されることになる。12点すべてを失った場合には90日間の免許停止となり、減点された点数は12ヶ月後に復活する。違反には、横断歩道での不停止や運転中の携帯電話使用などが1点、信号無視や故意による逆走などが2点、居眠り運転やひき逃げなどが3点、飲酒運転や公道でのレース、麻薬服用運転などが4点となる。運転免許を持つ方は注意して運転し、減点のない運転を心がける必要がある。
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