日本では外出自粛を解除した後に100人以上の陽生者が出ています。
政府では、『GO TOキャンペーン』と云って、経済活動の活性を促していますが、一部の自治体からは時期尚早では無いかと反対の声が上がっている。
コロナの発生初期にはPCR検査が少ないのでは無いかと、国の対応を避難する声が上がったが、何かをすれば駄目とか、何かをしなければ駄目だとか、政治は難しいです。
ところで、今日は【タイの葬式】についてです。
余り楽しい話では無いので、正直触れたく無いのですが、誰でもいつかは亡くなります。
そして、それぞれの宗派に則って『葬儀』が執り行われます。
我が村では、6月から7月にかけて、僅か1Km圏内で4人が亡くなりました。
30代が1名、60代が1名、70代が2名です。
死因は全て病気(一般的な病気)です。
新型コロナウイルスでは無いと思います。誰もそのようなことを言っていませんので。
田舎では詳しい死因など余り調べませんので本当のことはわかりません。
田舎では、殆どが自宅で亡くなります。病院に入院していても、治る見込みが無ければ退院させられて、後は自宅療養です。
家では、水と糖分を与えられて、後は死期を待つだけです。延命治療などしません。
殆どの方は、退院して1~2週間で命尽きます。でも、中には1~2年頑張る方もいます。
亡くなると、お医者さんが来て、死亡を確認して【死亡診断書】を作成します。事故の場合は警察が来て、死亡を確認します。
その【死亡診断書】を、死亡した場所を管轄する郡役所へもって行き、【死亡登録証】(タイ語でモラナバット)を取得します。
その後、お寺と相談して何日に火葬にするか決めます。
タイでは、中華系タイ人やキリスト教信者を除き、全て火葬です。
亡くなれてから火葬までは、各家によって、4日~1週間です。
その間に、村人や親戚、知人などが、自宅で毎晩行われる読経に来られます。
以前は、料理やアルコール類も馳走されたが、3年前からは飲料水や茶菓子ぐらいしかでません。
田舎では、故人とは関係が無くても、多くの方が故人を偲んでお別れに来ますので、簡素化したんでしょう。
葬式も、自宅の庭にテントを張って、椅子と机を並べ、夜8時頃に村のお寺の坊さんがきてお経をあげます。
火葬は、お昼に近親者が棺を乗せた車を引いて火葬場に運びます。
お寺と火葬場は村ごとに最低1ヶ所は有るので式場を選ぶ悩みはありません。
また、亡くなった後の法事についても、100日目だけで1周忌などは有りません。
お墓も有りません。火葬した翌日に骨揚げして、その後、近くの大川にお坊さんがお経を唱えながら散骨します。