チェンライ日本人会「会報」2020年4月号
2020年4月号会報の要約音声
【要約・音声】日本人会・2020年4月号会報と要約
１，会長挨拶：健康で充実した生活を目指して
日本人会の新しい会長、小杉誠輝です。会員数の減少傾向にありながら、会としての役割は年々増えているため、会員の皆様が少しでも安心して生活できるように役に立てたいと思い、引き受けました。今年度は、健康で長生き、充実した生活、安全で安心して生活するために、以下の3つを重点的に考えます。
まず、健康で長生きについては、皆さんが日頃から健康に気をつけて過ごされていることを認めますが、定期的な健康診断や適度な運動など、自己管理をしていただきたいと思います。会では健康に関する講習会や情報提供、無料の血圧測定や血糖値の測定などを行い、会員割引での健康診断なども交渉します。
次に、充実した生活については、趣味やスポーツ、文化活動など、様々な面での活動を支援し、会員同士の交流も促進します。また、必要な場合には家事や介護などのサポートも提供します。
最後に、安全で安心して生活するために、防災や犯罪対策、交通事故防止など、様々な面での情報提供や対策を行います。また、日本との繋がりも大切にし、領事館とも協力しながら、日本人の安全確保にも取り組みます。
これらの取り組みにより、会員の皆様が健康で充実した生活を送り、安全で安心して生活できるようになることを目指してまいります。何卒、ご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
２，2020年度総会延期のお知らせ及び会費納入について
新型コロナウイルス感染症の影響により、3月25日にタイ国政府は非常事態宣言を発令し、集会の禁止や高齢者の外出自粛要請が出されました。このため、日本人会は会員皆様の健康と安全を考慮し、2020年度総会を1~2月後に延期することに決定しました。次回の開催日時及び場所は決定次第お知らせするとのことです。また、活動報告書、決算書、活動計画案、予算案が同封されており、総会時に質疑を行う予定です。年会費については、例外的に銀行振り込みでも受け付けることができます。新型コロナウイルス感染症の未知な部分が多く、ワクチンや特効薬もないため、手洗いやマスクの着用、不要不急の外出や人混みの回避、睡眠や食事の充実など、一人一人が感染しないように注意が必要です。
３，4年間の任期を終えて
2016年4月に引き継ぎ、伊藤尭会長から会長職を任され、現在まで務めさせていただきました。最初の任期は何もわからず、現状確認に力を注ぎました。2期目には、吉谷・瀬戸会員が副会長・事務長として新たに参加し、近隣の会員と共に、新しい方向性を模索しながら、努力してまいりました。加齢による体力・気力の低下も感じましたが、役員推薦人の尽力により、新しい役員が決まり、任期を終えることになりました。この期間、会員の皆様には多大なるご協力を賜りましたこと、深く感謝いたします。
会長 須藤 尚夫
４，「アッという間の2年間」
副会長として、須藤会長のテーマ「会員相互の絆を強めよう」に共感し、会長補佐役として活動してまいりました。まだ道半ばではありますが、新しい役員の方々もこのテーマを進め、継続していくことを決意してくださったことに安堵しています。今後は、一般会員として、積極的に会の発展に貢献し、残りの時間を皆様と共に楽しく明るく過ごしてまいりたいと思います。2年間、応援をいただき、ありがとうございました。
副会長 吉谷 正昭
５，チクチクことばについての調査結果
数年前、13歳の少年150名に調査を行いました。質問調査では、「チクチクことば」や「ふあふあコトバ」を紙に書いてもらいました。結果は驚くべきもので、どの班も同じような結果が出ました。チクチクことばが70%以上を占め、ふあふあコトバは語彙数が少なかったです。この調査結果は、日常生活や職場で感じる不快感や厭世気分の源流に突き当たった気がしました。また、世界中の人々に共通する現象であると感じました。悪口やうわさ話で楽しむ人々を見かけることもありますが、それが悪口であることを知り、胸がチクチクしてしまいます。